Wソーラーシステム施工状況

2011/01/25

佐土原町S様邸にて、
「いちぎょう~♪にぎょう~♪ちょうしゅうさんぎょう♪」でお馴染み。
長州産業Wソーラーシステムの設置工事見学会です。
Wソーラーシステムとは、太陽光発電システムと太陽熱給湯システムが一緒になったシステム。
簡単に説明すると、太陽光で発電し家庭で活用。余った電力は売電できます。
また、太陽熱でお湯を沸かし、不足分を給湯器で賄うといったランニングコストを節約できる、とってもエコなシステムなんです。
>「創エネ」・「省エネ」で、電気もガスも、かしこく節約!

S様邸は、南に面した屋根にWソーラーシステムを設置します。
2階南向きの屋根に、太陽光発電パネルを設置。
1階南向きの屋根に、太陽熱温水パネルを設置します。
S様邸では、太陽光発電パネルと太陽熱温水パネルを別々に分けて設置することになりましたが、長州産業の太陽熱温水パネルは、太陽光発電パネルとサイズも施工方法も同じですので、一体として設置することが可能。美観も損なわず強度も安心です!

南東の角に高くそびえ立つ樹は、レモンユーカリ。
S様邸の太陽光発電には、ほとんど影響は無いと考えますが、太陽光を遮る障害物を出来るだけ取り除く為、お施主様の意向により近々伐採予定です。

朝9時半頃。工事スタッフの登場です。
施工は、もちろん宮崎ガスリビングです。
Wソーラーシステム設置工事が始まります!

S様邸で使用するパネルです。
右側に積まれているのが、太陽光発電パネル。
 ・太陽電池モジュール:21枚(CS-215B1 単結晶215w 17kg/枚)
左側にダンボールに梱包されているのが太陽熱温水パネル。
 ・集熱器:2枚(US2-15001MV 貯湯容量150リットル)

梯子を掛けて、いよいよ設置工事が始まります。

パネルの屋根上への荷上げは、お助けマン「パネルボーイ」を梯子に設置して使用します。

これは、安全帯用のフックです。「安全第一」で工事を行います。

屋根材を傷付けないように歩行は慎重に!
靴はソールが柔らかくて滑りにくいものに履き替えます。

パネルを載せる架台を取り付ける為に、屋根に孔を開けます。
雨漏りを防止する為に、完璧な防水処理を施します。
弊社施工実績700件余。
万一に備えて、10年間の保証が付いています。

1階の屋根に、温水パネルを設置しました。
Wソーラーシステムで使用する、太陽熱給湯システム(商品名:デザインソーラー)は、財団法人ベターリングにより、優良住宅部品として認定された製品です。

2階の屋根にも同じ施工方法で、太陽光発電パネルを設置します。

S様邸は、温水パネルから貯湯タンクに繋ぐ冷媒チューブを、西側の壁から貯湯タンクのある北側の壁まで小屋裏を通して引き出しました。

冷媒チューブを温水用貯湯タンクに接続するため、横のカバーが外されて内部の白いタンクが見えている状態です。
温水パネルで温められた冷媒がこのタンクの中を通り、水を温め保温します。
従来、貯湯タンクは容量100リットルタイプだけでしたが、S様邸に設置された貯湯タンクは、新型の150リットルタイプ。
今回、県内初の設置になります!

貯湯タンク(UST-1501MV)貯湯容量150リットル
タンクのサイズは、幅640mm×奥行440mmと、狭小地でも設置できるスリム&コンパクト。
既存のガス給湯器と繋ぐ、W給湯システムとして利用すれば、更にランニングコストを節約することが可能です!

パネルの設置工事終了後、既存の電気メーターを取り外します。

新たに、売電用の電気メーターと買電用メーターが取り付けられました。

また、S様邸に繋がる電柱には、自家発電による逆流の電流が有りますとの表示がされました。

5.7インチカラー液晶表示ユニットです。
イラストなどを用いて、発電、消費、買電の電力量がひと目で把握でき、多彩な表示モードで
グラフやリストで分かりやすく表示します。

他にも、デジカメ等から取込んだ写真を保存し、フォトフレームとしても利用できます。
折りしもこの日はクリスマス。画面にはサンタクロースとトナカイが表示されました。

設置工事完了しました。
お客様も含めて完了後のミーティングです。お疲れ様でした。